
養生ヨガのまとめ④【体幹トレーニングヨガ(体幹と肩こりの関係)】
前回の記事はこちら⬇︎
第1回:心を整えるヨガ(舌でココロを観察 by ありあけ堂)
第2回:免疫力アップヨガ(インドのスーパーフードを紹介 by ありあけ堂)
第3回:ストレス解消ヨガ(チャイ&リラックスタイムの作り方 by ありあけ堂)
今回の内容は4月の最終回になりますが、5月も引き続きオンラインにて開講します!
第4回:体幹トレーニングヨガ(体幹と肩こりの関係 byありあけ堂)
よく耳にする体幹筋とは?体幹筋は2つのユニットに分けられ、一つは深層筋ともう一つは表層筋。
インナーマッスルと呼ばれる筋肉が深層筋で、その周りについている筋肉が表層筋です。
場所は、骨盤、背骨、肋骨、肩甲骨を支えるために必要な腹筋、背筋、胸筋、臀筋、骨盤底筋などの胴体部分のことを指します。
ヨガのアーサナの練習をしているとどちらも自然についてくる筋肉なのですが、間違った使い方をすると表層筋だけがついてしまい、かえって体を硬くしてしまうこともあります。
ヨガで身に付く筋肉は「しなやかな筋肉」
力を抜いた時に触ると柔らかさがあり、体を動かしたり力を入れると引き締まる筋肉が理想的です。

ヨガの経典の一つ【ヨーガスートラ】にもこのような例えがあります。
ジャングルの急流の土手に生える1本の大木と草のお話で、大木は弱々しい草を見下していましたが、草は謙虚に構えていました。
ある日、大雨が降り洪水となり川の水は溢れ堤防を崩し、いつも横柄な大木は簡単に倒されてしまいました。
しかし、草は姿勢を低くして水をやり過ごし、洪水が収まると再び身体を起こして無事に生き延びることができました。
ヨガのアーサナ(ポーズ)によって鍛錬される肉体は、鋼鉄のような軸の強さと思いのままに身体を動かすことができる柔軟さなのです。
このような身体には緊張がなくどんな姿勢でも快適さを感じることができます。
もし軸が弱く表面だけの強さであれば、身体を支えるためにどこかに力が入ってしまいます。
また身体の巡りの滞りを作ってしまい身体の不調として現れてしまうのです。