
養生ヨガのまとめ①【心を整えるヨガ】
毎週日曜日のありあけ堂鍼灸院×VYOM wellnessとの「養生ヨガ」4月はオンラインヨガで配信しており、全4回の内 3回までが終了しました。
中医学もヨガの実践も共通して、病気にならないための予防や自己治癒力を高めることに重きをおいており、日々の心身の健康に役立つための中医学理論からのお話とヨガの実践を通して、毎回テーマごとに違った内容の養生法をお伝えしています。
受講いただいた方へはおさらいとして日常生活にも取り入れていただけるよう、そうじゃな方にもどんなことをしているのか知っていただけるよう、これまで3回行ったヨガの内容を少しここにまとめておきます。
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4月のテーマは、今の軟禁生活の中でできる「ロックダウンを乗り切るヨガと養生法」
第1回:心を整えるヨガ(舌でココロを観察 by ありあけ堂)
ヨガでどうやって心を整える?
例えば、悔しい、悲しい、怒り…などの感情をもつことは自分自身がしんどい、とわかっていてもなかなか直ぐに消えるものではありませんし、頑張ってポジティブに変える必要もありません。
自分の思い通りに心をコントロールすることは簡単なことではありませんね。
しかし、「肉体の動作」と「呼吸」は自分の意識下でコントロールすることができます。
中でも、感情(心)を大きく左右する自律神経は、唯一「呼吸法」によってコントロールすることができるのです。
また、体も呼吸によって変わるように、自律神経と心身の関係性は以下の通りです。
・息を吸うと…交感神経が優位になり、体は緊張する→心・精神の緊張
・息を吐くと…副交感神経が優位になり、体は緩む→心・精神の弛緩
このように『呼吸と体・心・精神は密接に関係しています』
そこで、今回の養生ヨガでは以下の3つを実践しました。
1.「呼吸法」で交感神経と副交感神経のバランスを取り戻す
深い呼吸は脳へ酸素を供給します。
息を長く吐くヨガの呼吸は心身の緊張を緩め、心身の疲労回復に効果があり、不安や心配、怒りなどの感情から解放され心の安らぎをもたらします。
2.「アーサナ(ポーズ)」を通して内観する
ヨーガのアーサナ(ポーズ)はエクササイズではありません。
アーサナを通して自分の体の感覚に意識を向けることは、普段の外的意識を内的意識へ変え、外的な要因によるストレスから解放されます。
また、肉体の鍛錬は集中力を高め精神鍛錬にも繋がります。
<実践>
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