現在インドの学校が夏休みのため、多くのヨガクラスの生徒さんもお子様を連れて日本へ帰省中です。
日本もいよいよ梅雨入りなので、なかなかお散歩ができないで退屈しているのではないかと少し気がかりだった矢先、ドライブやカフェには連れて行きますね〜、という愛犬♀のシッターさんからの連絡に一安心。
私の体質が一番苦手とする日本のジメジメした梅雨の時期。
アーユルヴェーダでは、梅雨の時期は「水」の元素を含むカファと、雨をもたらす空の上でおこる気圧の変化から、「風」と「空」の元素を含むヴァータが乱れ体調を崩しやすくなります。
※去年の記事→日本の夏「梅雨を乗りきる」
さてグルガオンはというと、先週までは時折降る雨の水と吹く風が少しばかりの潤しとなっていたのですが、今週に入ってからのインドグルガオンは連日灼熱です。
この猛暑のせいで食欲や消化が低下したり体が重く怠い、朝起きてもスッキリしないなどの症状、また空調の調整がうまくいかず寝不足だったりしていませんか。
体調が思わしくなと、ちょっとしたことでイライラしたりやる気をなくしたり、思考がネガティブになったりと心にも影響してきますね。
それに加え、女性には生理という周期もあるので感情のアップダウンも出てきますよね。
日本人体質とは異なった食習慣や気候環境もある上に、ただでさえ逆境の多い過酷なインド生活。
どれだけ食事や生活に気をつけていても、バランスを保てず崩すこともありますし、気候や季節の変化という自然の力には抵抗できません。
5つの元素のエネルギーによって成り立つ私たち人間は、この自然の力を借りてそのサイクルに合わせた生き方が健康な肉体を精神を作ります。
どのような生き方が自然に伴っているのかというのは、アーユルヴェーダの【夏】に関する過去の記事をご参照ください↓
大きく行動、環境を変えたり無理に食事制限をしたり、お金をかけて健康を維持しなくても、アーユルヴェーダの智慧をかりて生活の中のちょっとしたことに意識を向けるだけで夏を快適に過ごすことができます。
普段の余暇で何かスポーツやダンスをされている方は特に、水分補給はもちろんのこと、体内の熱を上げすぎたり過度なエネルギーの消耗に気をつけてください。
では、夏の暑い季節にどのようなヨガが向いているのかというと…
・ピッタを上げる運動量の多いハードなヨガよりも、カファを優勢にするゆっくりとした動きのヨガ
・夏は代謝が落ちるので体幹をより意識する
・完成ポーズに拘らず、動くことの心地よさを優先する
・暑いお昼の時間帯は避け、冷房の聞きすぎていないじんわりと汗をかく程度の環境で行う
・ゆったりした呼吸で心の安定をはかる
・ねじりのポーズで消化器系の働きを促す
・足を上にした逆転のポーズで上がった火を下げ、陰と陽のバランスを整える
・前屈系のポースで副交感神経を優位にし、気持ちを鎮める
・明朝前や月の時間帯の瞑想もしくは座って静かに過ごす時間をもつ
オススメの呼吸法は体内に溜まった熱を冷ます「シータリー呼吸法」⇦(過去の記事)
VYOM wellness Yogaの一般クラスでは、対象の方や季節に合わせたやアーユルヴェーダの考えも取り入れた内容で行なっています。
心と体のバランスを取るために
心と体のメンテナンスに
自分のための「ヨガじかん」を取り入れてみてください。
▼来週のヨガクラスのご案内
6/11~18の週は幾つかの会社がお休みのため、企業様向けのクラスの時間が変則になるとともに普段は女性のみのクラスの平日(月・木・金)午前の【セラピーヨガ】に男性もご参加いただけます。
連休はほとんどの方が帰省されたりご旅行に行かれるかと思いますが、グルガオンにいらっしゃる方で「ヨガでもしようかな〜」なんて気が向いたらどうぞお越しください。
ご夫婦、もちろんお一人でも大歓迎です!
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告知からあっという間に定員間近!
残席わずかですので、ご興味ある方はお早めに〜
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