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インドで学ぶヨガ

インドで学ぶヨガとアーユルヴェーダ

  • MIKA

「ヨーガスートラ」実践による理解


今週スタートを切った第4期TTC(ティーチャートリーニングコース)。

いつものように健康で無事にコースを迎えられたことへの感謝と、これからの学びの日々に祈りを込めてプージャで始まりました。

インドは金曜日が独立記念日で祝日にあたり昨日から3連休です。

この連休中は受講生への課題の一つとして、TTCの参考書でもある経典「ヨーガスートラ」の一部を読んでいただきます。

ヨーガスートラは、6派哲学の一つヨーガ学派の経典であり、パタンジャリマハリシが弟子たちへと説いたヨーガの全容を明瞭かつ簡潔に示されています。

古代から受け継がれた古書でありながら、今現代の私たちのようにヨーガを学ぶ者たちの経典でもあります。

私自身、ヨーガを始めて間もない頃、ヨーガの実践者にとってこの本がバイブルだと知り、すぐに手にしたものの、その時は全くと言っていいほどチンプンカンプンで頭に入ってきませんでした。

それから12年以上、今では表紙がないほどにボロボロになってしまい、新しく同じものを購入したにもかかわらず、手にするのは愛着の湧いた古い方。

何度読み返してもその都度入ってくるものや響き方が違います。

この書は私にとって、正しい道を失いかけた時に確認するために、いつでも手元に置いておくガイドブックのような存在です。

4章に分けられた195の章句から成り、「ヨーガとは心の作用を止滅させることである。」から始まるヨーガスートラ。

その意味についてを心の構成から、心を安定することによってもたらす三昧の境地について解説されているのですが、瞑想や悟りをひらくためのテクニックや一つの答えが書かれているのではなく、ヨーガの本質を知るための智慧です。

今回の日本一時帰国で、ヨーガスートラを学ぶ機会がありました。

そこので私が得たものは新しい知識や感銘ではなく、自分の理解の乏しさを痛感したとともに、実践の大切さを改めて感じました。

答えは自らの経験や実践によって習得していくものであり、知識を頭に詰め込むだけでは単に”理解したつもり”にしか過ぎません。

自分自身の理解がなければ人に伝えることができませんし伝わりません。

人に伝えることで学びが深まります。

得た知識と実践が伴いはじめて会得したといえます。

では何を実践するのでしょうか。

それが第2章の8支則のところで具体的に書かれています。

人里離れたところで修行を積んで仙人になることや超能力のように特別なことではなく、日々の生活の中での心得と毎日の行いです。

智慧を日常の行いに結びつけていきます。

その導きを与えてくれる経験の哲学がヨーガスートラです。

∞お知らせ∞

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