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  • MIKA

アーユルヴェーダ「冬の食養」


クリスマスの昨日、インドでの最後のクラスが無事に終了しました。

お越しくださった皆さま、代行で担当してくださった先生方、ありがとうございました!

2017年もたくさんの方にお越しいただき、心温かい皆さまと、サポートしてくださる講師陣の皆さまに支えられここまでやってこれたのだと1年を振り返ると感慨無量です。

感謝の気持ちとともに、来年は益々精進してまいりますので来年も引き続きよろしくお願いします。

年末年始は長めの休暇をいただいています。

これまでは日本に一時帰国している間は、休暇といいつつ、なんだかんだと仕事を入れて過密スケジュールになりがちでしたが、今回は8割はプライベートを優先した年末年始休暇です。

中でも日本での楽しみは、先月15歳になった愛犬(MD♀)との時間を優先に毎日ドライブとお散歩、外出と人間が大好きな愛犬と温泉旅行に行くこと。

その合間の時間を有効にヨガの勉強、読書、親孝行(といいつついまだに甘えてます)、大切な人たちとの時間。

帰国してから1週間が経ちますが、毎日平凡で平和です。

しかし日本の冬はこんなに寒かったかな、と去年の冬より堪えてます。。

1年のうちほとんどが暑いインドの気候に慣れてしまい体感温度がインド寄りになってしまっているのか、帰国中は冷え対策に毎日2回の半身浴が欠かせません。

環境や季節問わず毎朝のお白湯習慣はもちろん、外出の際に持ち歩くお白湯には、ドライジンジャーと少しの岩塩とはちみつを加え喉を潤します。

ドライジンジャーと非加熱はちみつは、アーユルヴェーダではサットヴァ(純粋性)の高いの食べ物の一つといわれていおり、身体の浄化だけではなく、心を落ち着かせてくれます。

中でもドライジンジャーはどのドーシャ(体質)のバランスを整えるためにも優れたスパイスです。

そこに、はちみつを加えることでカファを落ち着かせ、岩塩を加えるとヴァータを沈静させるという効果があります。

同じ生姜でも、ドライジンジャーと生のジンジャーは少し質や効能が異なります。

ドライジンジャーには、温・乾の質をもち、体内の滞りを取り除き、血流を良くしてくれます。

生のジンジャーには、殺菌作用やアグニ(消化力)を上げ代謝を促進する効果があります。

例えば、喉からの風邪や咳、喉の痛みがある時は、ドライジンジャーではなく生のジンジャーを。

身体の芯から温める「冷え対策」にはドライジンジャーをオススメします。

お料理のスパイスとしてはどちらも有効ですが、同じジンジャーでもご自分の体質や症状によって使い分ける事ができます。

※どちらにも効果抜群なのはこちらキッチンファーマシー「トリカトゥ」

スパイス以外で取り入れたい「空」と「風」の元素を持つ冬の季節のヴァータを整える食事法は、火の通った温かい食事、適度に重さのある油性の食事など。

お野菜でいうと、白菜、大根、カブ、さつまいも、かぼちゃ、春菊、人参、など。

これらはまさに旬の野菜!お鍋の季節〜ですね。

ただでさえスタミナの少ないヴァータを下げないためにも白米や玄米などの主食はしっかり摂ってくださいね。

「体は食べたもによって作られる」という考えのアーユルヴェーダでは食事をとても大切にします。

ただし、「これさえ食べれば健康」という考えや「これはダメ」といった制限は一切ありません。

それが私がアーユルヴェーダが大好きで、ヨガと同様体だけではなく心の安定をはかるためにも日々の生活に取り入れ、自身の身をもって学び続ける理由です。

様々な健康法がある中、全てを否定せず肯定的に受け入れながらも、一人一人異なる多岐にわたる食事法の存在をアーユルヴェーダの智慧が教えてくれます。

身体に良いとされるものは、持って産まれた体質や季節、その日の健康の状態で違います。

健康情報や流行に流されず、まずは自分の体質を理解して今の体調と相談しながら必要としているもの、それに応じた食を選択します。

ただし、食に対して厳格になりすぎはかえってストレスのもとです。

時には外食で食べすぎてしまったり、甘いものがやめられなくてもそこに罪悪感をもって摂取しないでありがたくいただきましょう。

「食べる事を愉しむ!」それが何より身体のよろこびです。

∞お知らせ∞


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