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  • MIKA

清浄「サウチャ」を習慣に


3週間開けてすっかり冬になっていたインドデリーNCR。

空港の外に出た時は、昨日からは雪が積もるほど寒波の日本よりずっと暖かく感じるも、建物構造上、外よりも家の中が寒いのがインドの冬の特徴。

フライトの着陸が少し遅れ帰宅が遅かったので、アンパックもほどほどに済ませるつもりが、やりはじめたら止まらない性分。

納得いくまで片付けたら結局1時を回っていたので急いで実家に連絡を入れ、足湯で身体を温めてからベッドへとけるように眠る。

寒さとお手洗いで2度も目が覚めたにもかかわらず、今朝はカーテンの隙間からさす朝日で爽快な目覚め。

いつもよりたっぷりめのオイルで丁寧にマッサージし、お白湯をすすり気持ちを整えた後、午前中は黙々といつもの如く留守の間に溜まった部屋の汚れを削ぎ落とすべく掃除に徹することから2017年のインド生活再スタートを切る。

そして、この空間に宿る命とエネルギーの浄化。

根も茎もか弱い小さな植物のエネルギーはすっかり減退しながらも、強い生命のエネルギーをもつ大きな植物に守られるようになんとか枝だけは生き延びていてくれた。(祈りは届く!)

枯れてしまった葉を取り除き、また新しい葉を出すための栄養となる水分と太陽の光を注ぐ。

ヨガの哲学8支則の一つ、生活の指針「二ヤマ=行うべき心得」の中に「サウチャ=清潔を保つ」という教えがあります。

毎日お風呂やシャワーに入り心身を綺麗にすること、汚れた服を洗濯することはごくあたり前のことですね。

散らかった部屋やテーブルの上を片付けたりゴミを捨てる行為も、特別ではありません。

それは目に見えたり匂ったり五感で認識できるものだからわかりやすいですが、現実には目に見えないものも存在します。それは人や空間に流れるエネルギーや気、などとよばれるもの。

身体や心を清潔に整えることで、心や生命のエネルギーを清らかにします。

例えば、

排尿、排便、発汗などの排泄機能が清浄に機能していると、内臓が綺麗になります。

身だしなみを整えると気持ちもスッキリし、頭や心もクリアになります。

環境を清潔に保つことによって、その空間のエネルギーを浄化します。

涙を流すことも、心に溜まったものを排出し心の浄化にもなりますね。

日本の神社やお寺、またインドでも邪気を払うための様々な慣わしや儀式があります。

これらを単なる気持ちの問題だとか迷信だと言ってしまえばそれまですし、”微細なレベルの何か”を信じるか信じないかは自由です。

ヨガを知識や体系的なものにとどまらず実践している人が人や場所のエネルギーに敏感になったり、自分の体の変化に繊細になるのは私自身も含め実際にあることです。

「サウチャ」を日々の習慣として取り入れることで、病気を未然に防いだりネガティブな何かを見極ることができ、たとえそれを受けても浄化する力が備わります。

ヨガの実践とは、難しいポースを取ることだけではありません。

日常において当たり前だと思われる、人を傷つけたり暴力を振るわないことなどの「ヤマ」=行なってはいけない心得に加えて「ニヤマ」=行うべき心得としての「サウチャ」もその一つ。

例えば、朝起きて…

・顔を洗う

・歯を磨き舌を洗う

・お白湯を飲む

・排泄する

そのための時間のゆとりを持つこと。

・部屋、キッチンやバスルームの掃除

・洗濯

・整理整頓

溜め込まずに、できるだけ気づいた時に行うとこ。

心身が健全であり正しい判断と選択をするために、毎日の習慣としての「サウチャ」まずはできることから始めてみてください。

2017年インド グルガオンの一般クラスは1月16日(月)10:00~です!

床が石なので、体を動かした後やシャバアーサナで体が冷えます。

暖かい格好でお越しくださいね。

∞お知らせ∞

2017/1/17(火)〜

2017/1/18(水)〜 

2017/2/20~26

2017年1月

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インドデリー・グルガオンにて

日本語でちゃんとしたヨガのクラス

ヨガとアーユルヴェーダの基礎を学ぶコース開催

本場インドでアーユルヴェーダを学ぶならVYOM wellness

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