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  • MIKA

アーユルヴェーダ「月経前と月経中の過ごし方」


だい好きなヨガの仲間でもあり、お仕事でもとってもお世話になってる先生の主宰するTTCでは、アーユルヴェーダとヨガ哲学を担当させてもらっています。

この度はコース3回目にして初めての日本とインドでのスカイプレクチャー。 インドは突然ネットワーク状況が不安定になったりするのでインターネットの回線がうまいくかが少し心配でしたが、aritelWi-Fiよくがんばりました! 「アーユルヴェーダ」の基本的な事から、ドーシャと時間、年齢、季節の関係、それぞれのドーシャ毎のライフルタイルや食事のことを限られた時間でざ~っとお話しさせてもらいましたが、終わった後、自分の中で何となく未消化のまま。 皆さんの質問からフツフツと私の中の問いが出てきました。

伝えることは学びだ、とつくづく感じた日。

その中の一つ、「生理とアーユルヴェーダ」について。 生理中のアーユルヴェーダトリートメントについては、これまでも実際経験したり問い合わせがあったりで対応してきましたが、そこについてあまり深く考えた事はなかったので、もう一度これまで習った事を自分なりに復習しつつまとめてみました。 まず、生理前の不調症状のことをPMS(月経前症候群)といい、これに悩まされてる女性は多くいると思います。 はっきりした原因は解明されていないようですが、ホルモンのバランスが大きく影響しており、身体だけではなく精神面にも現れます。 私の場合、生理中の不快症状はないものの、生理前にはやはり何かしらの兆候があり、人によって重軽度の個人差があります。

身体の症状としては、生理前の肌荒れ、お腹が張る、浮腫む、頭痛、腰(骨盤)の痛み、食欲旺盛など。 精神面では、イライラ、情緒不安定、憂鬱など。 どのタイミングでどういった症状が出るかは人によって異なり、アーユルヴェーダの視点からはドーシャの乱れの原因による症状でもあります。 ただ、どのドーシャが乱れているのかも人によって異なるので、それを見極めた上で整える事が必要です。 例えば以下を参考に。 【ヴァータの乱れ】 ・腰痛、腹痛、頭痛、などの痛みを伴うもの。 ・感情の起伏。 【ピッタの乱れ】 ・肌荒れ、口内炎、下痢。 ・イライラ 【カファの乱れ】 ・身体が重い、浮腫み ・憂鬱感

それぞれの改善法としては以下のかこの記事を参考に。 【秋~冬のアーユルヴェーダ養生「ヴァータを整えるライフスタイルと食事」】

そして、生理中はヴァータが乱れやすくなるので、ヴァータが優勢になることで痛みや不快感がより強く人もいます。 それを緩和させるためには以下の事を参考にしてみてください。

【食事】 ・ヴァータを上げる食べ物は避ける。 ・温かい食べ物や飲みものを積極的に摂る。 ・消化の良い、火の通したものを摂る。 ・水分の多い野菜を摂る。 ・ブラックペッパー、クローブ、ドライジンジャーなど温めるスパイスを料理に活用する。 【生活】 ・身体を冷やさない。 ・激しい運動を避ける。 ・お腹や腰回りをやさしくマッサージする。 ・血行を促す強い刺激は厳禁です。 【ヨガについて】 生理中のヨガをお休みする人が居ますが、もちろん不快だったり痛みがある時はお休みする方が良いのですが、軽いストレッチや全身をゆっくり動かすことで、生理中の痛みや不調を緩和してくれることもあります。 お腹を圧迫したり血流を促す動き以外は特に問題はありませんが、大切なのは、ご自身の感覚を尊重する事です。

最後に、アーユルヴェーダに限らず、生理は浄化の作用であり、体内に溜まった毒をここで一旦リセットします。

月のリズムでは満月に生理が始まり、月が欠けていくとともに不要なものを手放す浄化作業とも関係していますね。

また、インドでは生理中の女性は不浄とされ、お寺に行くこと、キッチンや水回りに立つこと、シャワーを浴びるこや人と接することさえいけないものとされている習慣がいまでも強く残っているそうです。

多くの女性が抱える生理前と生理中の悩みも、アーユルヴェーダの智慧でうまく付き合い、少しでも改善解消されるといいですね。

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