MIKA
- 2017年9月21日
- 読了時間: 4分

レポート【リシケシヨガ研修】

この春と夏にTTC200を修了した講師の方々と２泊３日のヨガ研修に行って参りました。

目的地は、ヒマラヤに近いガンジス川の流れるヨガの聖地でもあるリシケシ。

グルガオンを早朝５時に出発してNEW DELHI RAILWAY STATION.からHAIDWARへの列車の旅。

飛行機を利用すれば1時間で到着してしまうという便利な方法もあるけれど、インドに長年住んでいても列車の旅をなかなか経験しない方も多いことから敢えて往路だけは列車をチョイス。そしてグループだからこそ時間をかけて移動する時間も愉しめるもの。

列車の様子はこちら⬇︎

講師の一人でもあり、公式トップブロガーさくもんさんの「インドの車窓から」

到着した初日の夕方は、私が１０年前にリシケシでアシュラムに滞在した時に指導していただいたことがきっかけで今でも繋がっている先生をホテルのヨガホールにお呼びして、ベーシックなハタヨーガクラスとヨガニードラ。

とても丁寧なアーサナの指導と先生の温厚で謙虚な人柄は１０年目と変わらない安定感。

久しぶりに人から受けるニードラでは、すっかり意識が遠のいてしまい完全にリラックス状態に。

おかげて夕方以降は心身ともにスッキリ、夜は部屋に帰った途端に深い眠りに落ち目覚めは爽快でした。

２日目は早朝４時に起床して向かったヒマラヤからのサンライズ。

今回は残念ながら天候のせいでご来光を目にすることはできなったけれど、雲で纏う空も新鮮で幻想的でした。

茶葉は薄くマサラの香りもない、ただ甘いだけのチャイでも、自然に囲まれた山の中で明朝にみんなで囲んで飲むチャイは体にす〜っと入り美味しいとさえ思えるもの。

２日目のヨガはアイアンガーヨガ。

ブリックやロープウォールなどのプロップスを使って肉体を解剖学的に細かく分析し、正しいアライメントを目指します。

完全に肉体との向き合いで私はとても好きですが、ひたすら一つのアーサナに時間をかけて徹底するためリラックス要素は一切ないので、普段の練習やアーサナを深める手法として取り入れたいヨガの一つです。

ヨガの後は町歩きとガンジス川で沐浴。

みんなで写真撮影会ではガンジス川を背景に、一人ずつ私のイメージするアーサナを即興でとってもらいました。

アーサナとリシケシの風景がとても美しく、どれをとっても絵になります。

アーサナの集合写真は愉しげな雰囲気が全面に出ていて、数年後に見てもこの瞬間を鮮明に思い出せそうです。

最終日は、すぐ近くのアシュラムの早朝アーサナクラスへ。

女性の先生の明瞭な声が心地良く、ゆっくりだけどじわっと身体の深いところに効き朝の目覚めにはちょうど良いクラスでした。

３日間、普段とは違ったそれぞれのヨガを通して、これまでとは別の角度から肉体を観察し、初めての感覚、新しい発見がありました。

同じ志を持ったもの同士と共有する時間や空間は、とても心地良く快適で、ヨガはもちろん、たくさん歩いて、たくさん笑って笑って心とカラダが悦ぶ充実した時間でした。

ヨガやアーユルヴェーダリトリートのオーガナイズはもう何度もさせていただいているものの、３日という短い旅は今回が初めてだったので、リシケシの紹介したい場所やヨガがたくさんある中でもかなり絞り、ガンガーアールティやキールタン、町歩きや買い物など、ヨガ以外のアクティビティーも疲れすぎない程度にリシケシを満喫してもらえるようにとタイトなスケジュールにまとめました。

「またここを訪れたい」という心の声に再び導かれる日がやってきます。