日本は至る所で桜が満開「春らんまん」の様子ですが、送別ラッシュが落ち着き、4月に入ってからはすっかり夏の気候のグルガオン。
とはいえ、例年よりも暑さの歩みがスローペースのように感じます。
春は、陽のエネルギー(氣)が強まり、自然界では植物や動物をはじめ「目覚め」や「解放」の季節。
人間でいうと、肉体的には体の毒を出す力が強くなるので、デトックスやダイエットのチャンスです。
精神的には気持ちが前向きなり新しいことを始めるモチベーションが高まり、意欲が芽生えます。
逆に、気が上がり過ぎたりバランスが崩れてしまうと、イライラ怒りっぽくなったり荒くなるで、ストレスをうまく解消できるように心のコントロールが必要です。
そして、これからの夏は、さらに陽のエネルギー(氣)が強まり、自然界では「成長」の季節。
肉体的には、体に熱を溜めたり必要以上に汗をかき過ぎると、消化機能が衰え、胃腸の不調や体力の低下といった症状に現れます。
また、暑いからといって冷たいものの過剰な摂取や長時間冷房に当たる生活は、体を冷やし水分をうまく排出できず浮腫みます。
これも夏太りの原因の一つですね。
自然に汗をかいて体の熱を発散させることで、本来私たちに備わっている機能により体温調整を行います。
このように、人間の心と体は季節や時間、女性であれば月のリズムにも大きく影響されています。
アーユルヴェーダや中医学では人間も自然の一部として考え、常に変化する自然のサイクルに順応した生活を心掛けることで健康を維持し、心の豊かさをもたらします。
自然界も人の命も、万物全てが「今」というタイミングで始まり終わります。
そしてこの流れは終わることなく、エネルギーと同化して常に変化しながら循環しています。
個人的な変化ですと、
スタジオや家の引っ越し以外は、グルガオンという土地で生活する中での特に大きくライフスタイルを変えたということはありませんが、人との付き合い方や自分の身の置き方や在り方が変わり、自分自身と向き合う時間、自然と触れ合う機会が増え、心の平静さを保ち心身のバランスがうまくとれるようになりました。
静かに変わり続ける流れの中で、全く意図として狙っていたわけではなく、これまで描いていたものが新年度というタイミングで具現化したという現実。
何よりも大きな変容は、これまでになかった感覚の覚醒や目に見えないものへの信用性や核心。
自然の成り行きで起きる現実は、目には見えない内側での変容の投影だと実感しています。
私たちは今この瞬間に存在し、生きている限りは瞬間から瞬間に展開しながら常に人生の過程に在ります。
「私」という本質は変わりません。
体を通したアーサナや呼吸、瞑想などの実践や哲学というメソッドとツールとしたヨーガの実践には、様々な気付きがあります。
ヨーガの真髄に触れることで、アーサナが単なるエクササイズではないこと、肉体が精神につながっていること、自分だけの幸せを探求するものではないことにも気付きます。
心身が調和し安定することで、私たちをすでに存在する真の幸福と平和へと導いてくれるのです。
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