目が覚めてもなかなか体がシャキッとは起きれないというのは体質だれど、早起きは習慣。
うっかり寝すぎた日には、カファが増して身体が浮腫み顔や頭が重い。
かれこれ5年近く続いてる早朝ヨガに出るまだ薄暗く静かな明朝。
この静寂な時間は私にとって特別な瞬間。
特にこの時期から冬にかけては、外に出ると肌に触れるひんやりとした空気や匂いに、言葉にはできない切ない感覚を覚えるのはどこにいても変わらない。
ここインドでは、日本でいう「秋らしさ」を五感で味わうことが少なくはありますが、昔から季節の変わり目の短い秋が好き。
瞬間と瞬間の繋がり。
先日までの日本の台風情報に、もう何年も過ごしていない日本の秋を懐かしく想う。
日本では台風が去り、デリーNCRではディワリが明けた頃から気温が下がるなど、それぞれの土地で節目があり、季節の移り変わりは自然が教えてくれる。
このように自然界で起きている現象は、私たち人間も同じようなサイクルとリズムなのです。
体に溜まった夏のピッタ(火)が、冬にかけて増えるヴァータ(風)に吹かれて一度荒らされるような現象が起きやすくなります。
この時期は蓄積したピッタが憎悪しやすいので、ピッタを鎮静させる過ごし方をすると3つのドーシャバランスが整います。
食事法では、ピッタを鎮静する味は、甘味、苦味、渋味。
性質としては、夏に弱った消化力に負担をかけないよう、重いものより軽いもの。
これから寒くなる冬に備えて、冷たいものより火の通ったものを取ると良いです。
消化にも良く、夏のピッタから冬のヴァータをバランスするのにオススメのお野菜は、大根、かぼちゃ、にんじん、さつま芋、栗、きのこ類など。
まさに旬のもの。
気をつけることとしては ・酸味、辛味、脂っこいものを控える。
・コーヒーよりも緑茶。(コーヒーを飲むときは牛乳と甘味を加えてください)
・お肉よりも緑黄色野菜を中心に。
・アルコールを控える。
「食欲の秋」とはいうものの、食べ過ぎは消化器に負担がかかり更にピッタを乱すので要注意です。
まだまだ暑いインドの日中と朝晩の気温差で風邪をひいたり体調を壊しやすいのも特徴です。
直射日光を避け、また激しい運動も控えてピッタを上げないように気をつけて、1日の体温差を激しくしないことも大切です。
そんなこといってる間に、寒いインドの冬は目の前に!
次回は季節の変わり目、冬にかけての過ごし方をご紹介します。
アーユルヴェーダでは、季節に応じた過ごし方を「リトゥチャリヤ」といいます。
健康であるためには、自然に寄り添って生きること。
あたなの求めるものは、あなた自身が一番よく知っています。
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