アーユルヴェーダ冬の養生「冷えない体作り」
昨日は、いつも粋な気遣いに静かに大きく感動させられるひでよ先生主催の姫路書写山 圓教寺でのイベントに講師として参加させていただきました。
降り続いた小雨の中、日本帰国中はじめて「寒い!」と感じたほどキーンと冷えた気候ではありましたが、この度もたくさんの方にお越しいただき、皆さんとの交流で心温まる一日。
ここ数年は夏にしか会えなかった方々との冬の再会に新鮮な気持ちで早朝に家を出てから、充実した時間はあっという間に終了。

お寺の神聖な空気と穏やかな雰囲気の中、無防備に一日ゲストとしてお話を聞きに来ていた小さなハツカネズミが、より一層場の雰囲気を和やかにしてくれました。
(インドのネズミの大きさは半端ない!)
午前中は目の輝きが印象的でサトヴィックに限りなく近いミサ先生のヨガのワークショプ。
そんなミサ先生の人生においての選択と幸せについてのお話では、これまでの私を振り返り今の私の生き方を見直す機会になり、この気づきを自分なりにさらに掘り下げて考えてまとめてみようと思います。
シンプルで美味しい精進料理をいただいた後の住職さんの法話は、ひと言ひと言に深みのあるお話でした。
最後はいつもながら全く緊張感もなく「アーユルヴェーダの冬の養生」というテーマで講義と実践を交えて時間をいただきました。
以下、ワークショップの内容を簡単にまとめます。
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アーユルヴェーダ『冬の養生』
本来冬は外気の冷たさから体を守るため、内側で熱を作ろうとするので代謝と消化が上がる季節。
その反面、「風」「空」の元素を含む「ヴァータ」の冬の季節は特に冷えと乾燥に影響されやすく、ヴァータが上がることが原因で体に不調が現れます。
ヴァータが優勢になりすぎた時は、カファやピッタを上げることで調整します。
【症状】
身体面では・・・ ・眠りが浅くなったり寝付けないなどの睡眠障害 ・肌の乾燥 ・手足先の冷え ・肩こり、関節痛 ・便秘
・食事のムラ
精神面では・・・ ・不安、心配事
・感情のムラ
・鬱っぽい症状