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インドで学ぶヨガ

インドで学ぶヨガとアーユルヴェーダ

私なりの完璧なアーサナ

MIKA

先月よりはじまったインドグルガオンでの第5回目の【ヨガ基礎コース】も半分を終え、いよいよアーサナや呼吸の実践も終盤です。

毎回違うメンバーさんなので、カリキュラムは同じでも、その都度出てくる質問や体の特徴も違いますし、それによって私が指導できることや対応も少しずつ異なります。

それが私の愉しみでもあり、生徒さんとの関わりや経験を通しての学びでもあります。

アーサナのパートでは、いくつかの基本ポーズの要点を細かく伝えていきます。

例えば『アドムカシュワーナアーサナ』(ダウンワードフェイシングドックポーズ)

は、見た目はごくシンプルですが、実際は全身のあらゆるところに意識を持っていかなくてはならない非常に難しいポーズです。

全身が伸びて気持ち良いので自然と体が求めますが、10年以上経った今でもまだ課題は残っていますし、人に伝える時の説明も簡単ではありません。

このポーズを何人かで並んで行うと、それぞれの体の特徴や癖が見えます。

イメージはヨガの先生やモデルさんのような完璧さ。

なのに、どうしてもここが伸びない、肩に力が入る、気持ちよくない…といった感覚だったり、本来効果のあるところに何も得られなかたり、かえって体を痛めるなんてこともあります。

なぜそのような結果になるのかというと、体の正しい使い方ができていないからですね。

そもそも、なぜ日々の練習やアーサナを深めるために学んでいるのか。

それは、正しい体の使い方を知るためです。

一つ一つのアーサナによって、体のどの部分に意識を持ち、どこに重心を置き、怪我をしないためにはどこに気をつけるべきかが違います。

また、人それぞれ骨格や柔軟性、筋力など体のつくりが違うので、当然苦手なアーサナやできないこともあります。

それを教本のまま、言われるままに無理してでも行うことでどこかに歪みが出てバランスを崩し、怪我の原因にもなり兼ねませんし、実際ヨガをしていて体を痛めた人も多くみてきました。

1度や2度なら経験としては良いでしょうが、ヨガを実践していて怪我が絶えないなんて悲しいですよね。

では、できないアーサナでどうやって体を正しく使うのか。

同じアーサナでも、人によって体の使い方は変えれます。

できないとことは別の部分で補い、痛みがあることろは緩めることもできますし別の方法で守ります。

決して力尽くでとるものでもありませんし、痛みを伴いながらでも無理するものでもありません。

ヨーガスートラにもあるように、アーサナは快適でなくてはなりません。

その人にとっての快適さ、気持ち良さがあり、そこを味わうことが本来あるべきアーサナの効果をもたらします。

目指すところは自分自身の完璧です。

私なりの完璧なアーサナ。

それは見た目ではありません。

その人にとっての限界のエッジのところで快適さを味わうことが、アーサナの本来あるべき場所により近いところ。

そのためにも正しい知識を持って体を使い、クラスや日々の練習にも生かしてほしいという思いで普段のクラスでは伝えきれないことを集中コースにてお伝えしています。

第6回【ヨガの基礎コース】2017年の1月後半より始まります!

3月から始まる【 RYT200】のため、それ以降の開催は恐らく5月以降になりますが未定です。

詳しい日程はお問い合わせください。

∞お知らせ∞

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インドデリー・グルガオンにて

日本語でちゃんとしたヨガのクラス

ヨガとアーユルの基礎を学ぶコース開催

本場インドでアーユルヴェーダを学ぶならVYOM wellness

 
 
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