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  • MIKA

心を観る。


昨日までたくさんのイベントやクラスをさせていただき、いよいよ今年の日本の夏は幕を閉じます。

やりきった感と十分すぎるくらいに満たされと心、そこから溢れるのは感謝の気持ち。

明日、長いようであっという間の日本滞在を終え、明日インドに戻ります。

先日のOff the matさん主催のヨガ哲学講座で講師を務めさせていただいた時のお話を少しだけご紹介します。

今回は、難しく捉えがちなヨガの哲学を、ヨガを実践しているしてない関係なく、お話と体験を通して「心」の理解を深める内容です。

とは言っても、ほとんどの方が普段からヨガのアーサナに取り組んでいる方だったので、よりわかり易すく理解してもらうために、後半はアーサナを通して体感してもらうワークを。

「ダイヤログワーク」では、いつも頭や心での会話を対話に変えるワーク。

ちょっと理論は難しかったかもしれませんが、実戦では、みなさんの正直な反応と感想がとても面白くもあり、一層心の構成がロジカルに見えました。

答えを求める会話をただ観る対話に変えると、そこには「ただ起きてること」の現実として受け入れることができ、心会話にある不安や心配などの原因は、自分の思い込みや誤解から生み出すものであることに気づきます。

人間である以上、いつも感情にコントールされ変化し続ける私たちの心の扱い方を知れば、余計な感情は排除され、いつか「真我」というところに辿り着きます。

そこは、変化のない、いつでも安定した平穏なところ。

後半のアーサナを通して頭と体を使ったワークでは、そこに繋がる心を理解し、その心を観察してもらいました。

感情に正解も間違いもなく、ただあるものとして観るという練習。

”苦しみ”の先にあるものは解放。

では、その解放の先には何が・・・?

今回は、時間の加減でそこまででしたが、段階を踏んで掘り下げていくのもヨガの教えの一つ。

一気に上の段階に昇りつめようといういう欲を手放し、マットの上での練習がアーサナという一つの形となって完成していくように、人生においてのゴールも一つ一つの積み重ねによってステージが上がっていくのだと思います。

そのエゴを解放するために、私たちはヨガなどを精神鍛練法のツールとしてとして実践しているのです。

そして、何より私が今回の講義で伝えたかったことは、ヨガで学んだ智慧をただ知識として記憶に残すのではなく、普段の生活の中に落とし込むこと=実践することの大切さです。

私自身、これからインドに戻り、次回の日本での幕開けまで日々精進してまいります。

と同時に再びインドでの幕開け。

インドの皆さま、どうぞこれからもお付き合いください。

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