ここ数年続いている梅雨の時期まっただ中のルーフトップでのムーンサイクルヨガ。
ある部分でいつも抜けている私は、夏の帰国と新月に合わせたタイミング日程を組み、毎年懲りずに直前に不安定な天気にハッとして天気予報を確認しては空に祈る。
そして祈りは届き昨夜も空に向かって感謝した。 4年前の同じ新月の夜、皆でマットの上で仰向けになり一緒に美しすぎる流星群を見て感無量な気持ちに浸った。
その中のお一人が参加してくれ、そんな話をしながらとても懐かしく思い出し、時の流れにしみじみとする。
新月を境に、あたしの身体も満月に向かって重さを増してきました。
私たちの身体は自然のサイクルと呼応し、アーユルヴェーダの観点から梅雨の時期はカファとヴァータが乱れやすくなります。
まさにどちらも持ち合わせたわたしは体調の崩しやすい時期であり、インドでも先月のモンスーン入りした頃から体調不良になったように実際梅雨は最も苦手な時期。
とりわけ子宮の辺りから、目や顔全体のむくみ、そしていつもの眠気。
それに加えて日本の夏特有のこのジメジメした多湿に不快感も伴い。
「冷え」「乾燥」を嫌うヴァータを乱さない為に、体を冷やさないよう温かい食べ物を摂りゆっくりお風呂に浸かって体を温めます。
また、睡眠や規則的な生活も大きくヴァータに影響するので気をつけましょう。
「水」のエネルギーを持つカファが増えすぎると、ピッタのがもつ「火」の力を弱めてしまい消化機能の低下を招きやすくなります。
体が重いと気持ちまで重く沈んでしまいますよね。
そんな時は適度に体を動かし、しっかり汗を出す事は有効です。
また、ヨガの動きなどで腎臓の機能を高めることもアーマ(未消化物)を体から出すという効果があります。
このように、ヴァータ、ピッタ、カファはそれぞれが影響し合っています。
今の自分の健康状態と自然の流れを照らし合わせ、今自分に必要な食べ物と生活スタイルでこのジメジメの夏を快適に過ごせると良いですね。
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