身体を冷ます『シータリー呼吸法』
インド、デリーグルガオンは、日によっては日中40℃超えという暑さ。
日差しは強いものの空気が乾燥しているので汗が身体にまとわりつく不快感はなく、日陰に入れば耐えれる程度の暑さ。
実は私自身は、日本の湿気の多い夏に比べると体質的には身体への負担が少なく、過ごし易く感じるインドの夏。
とはいっても、ついつい冷たいものをグビグビ飲んだり、生のサラダやフルーツばかり食しがち。
ここ数日は特にお腹周りの内蔵が硬くなってるのを実感し、おへそ周りを中心にオイルマッサージをしたり、出来るだけ常温の飲みもを口にするようには気をつけています。
因に、冷たいコーヒーやアルコール類は、アーユルヴェーダでいうとピッタ(火の要素)を上げ、かえって身体に熱を溜め込んでしまうので気をつけてくださいね。
ヨガの呼吸法『シータリー呼吸法』は身体の熱を冷ます効果があります。
「シータリー」=「冷ます」という意味。
▼方法
①快適な座り方で座り、リラックスする。
②下をUの字に丸め、ストローを吸うように舌の隙間からゆっくり息を吸い込む。
③冷たい空気を吸い込んだら、喉を軽く引き締め数秒ホールドする。
④その後、ゆっくり鼻から吐き出す。
この流れを10〜20回ほど繰り返し、体温が下がっていく感じを味わいます。

〜ワンポイント〜
舌が丸めれない人は…(生徒さんや周りにもいます)
「シートカリー呼吸法」という別のやり方があります。
歯を噛み合わせ、下の歯茎に舌を押しあて、歯の隙間から「シー」を音を立てて吸い込みます。
後は「シータリー呼吸法」と同じです。