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執筆者の写真mika

インド グルガオンの空を見て想うこと

毎日澄んだインド グルガオンの空をあと何日見上げることができるのでしょうか。


一歩外に出たらまるで別世界。

広い道も樹々も花も独り占め。

空は青く月は光る。

野良犬や野良牛も不用心に寛ぎ穏やかな表情。

ここ1週間の間に多くの生徒さんや知り合いが一気に日本に帰国していきました。

中には直接挨拶もできないままの本帰国…。

見送る側の寂しさは何年経っても慣れるものではありません。


徒歩数秒のスタジオと3日置きくらいの買い出し以外は基本的には一日中自宅。


いまだに日本の家族からは心配の連絡がくるものの、相変わらず快適な暮らしで特に生活で困った事はなし。


なければないでそれに慣れるもの。

欲を出さなければ現地にあるものでも生きてはいける(日本の調味料は必要)。

こうやって執着心が解放されて余計なモノが削ぎ落とされていくんだろうな。


今こうして貴重多経験をさせていただいていることに感謝。

ヨガの教典の一つ『ハタヨーガプラディーピカ』にもあるヨガの修練を向上させる条件として挙げられている 「Enthusiasm, perseverance, discrimination, unshakeable ,faith courage, avoiding the company of common people, are which bring success in yoga 」


忍耐強く学びや練習に熱意をもって励むことを継続する。一般社会や人の交際を避ける。

日常生活においてはなかなか難しいであろうことが、この環境下では近い状態が自然と成り立っているいま。


とは言ってもこの俗世で人間との関わりを避けては生きていけません。

常に人との関わりを通して学んでいます。

ときに失敗や心の痛みを伴いながらも全ての経験は人生においての財産であり、ステップを踏む度に人間としてのレベルが高次へと昇華していくことを教えてくれます。


うまくいっているから気分がいいとか心が安定するのではなく、

心が安定してあるから全てがうまくいく(ように思える)。

目に映る外側の現実は、全て心の内側の投影。


今世界中で錯綜する様々な情報に心が翻弄されないように、今やるべきことに注力しましょう。

真実を見極めて、それだけを信じましょう。


いつでもフラットな心の状態を保ち心の静けさ、すでに在る平和と幸福に気付きましょう。


迷ったとき悩んだ時は考えないで…

瞑想しましょう。


うちなる存在「真我 」に全てを委ねましょう。

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